調和する意義。寛容な愛が、仲間をつくる

梅雨が明け、あじさいの季節が過ぎていきました。
雨が非常に似合い、雨露と同化し、一体となった景色は何とも言えない美しさがありますね。

一人の力が、全体に影響を及ぼす

あじさいは、小さな花が密集して1つの花となっています。
ひとつひとつの小さな花は見過ごしがちで、集合体になった1輪の花ばかりを見ていることに気づきます。

しかしそれが1つ悲しそうな姿になると、全体の鬱草に影響を及ぼすのです。

わたし一人くらい…
と思う気持ちは、全体に悲しさを波及させていくのです。

逆に、わたしが元気でいれば、周囲も喜ばしい効果が波及するのです。

派手さを抑え、調和する

野に咲く花が密集し、咲き誇る姿に目を奪われることがあります。
どこにでも咲く、雑草に類かのごとく(どの草や花にも名前はありますが)、花の名前は有名でなくとも、感動を与える場面があります。

一輪一凛の派手さはありませんが、全体と調和することで美しさが強調されるのです。

わたしたちの生活も、毎日の営みは地味なものですが、家族や友人、職場や社会と調和することで、全体が美しい空気感を作り上げます。

調和することは、慈悲であり、愛である

調和することは、気づかいや愛情が必要となる行為ではないでしょうか。
際立つことは悪いことではありませんし、歓迎されることもあります。
尊敬のまなざしを向けられることもあります。

それと同時に、「周囲と同じくすること」、
派手さをとることで、その郡部でもって、美しく映ります。

調和がとれた家庭は、落ち着きがあり思いやりを感じます。
調和がとれた会社は、底力を感じることがあります。
調和がとれた友人関係は、さわやかな関係を感じ、仲間に入りたくなるものです。

調和を取るという行為は、寛大さが必要となります。
許し合いが必要です。
認め合うことも必須ですね。

豊かさに通じていく、長い道のりを共に歩む行為、考えてもいいかもしれません。

仏教用語の『慈悲』は、
いつくしみで包み、悲しみを除いて差しあげる行為です。

まずは自分が幸せであれば、
誰かをいつくしみで包み、悲しみを除いて差しあげることができるのではないでしょうか。

タイミングがある

派手さを抑え調和する時期と
際立つ派手さを出す時期があります。

全体で
際立つ派手さを出す時期もありますし、
全体で
他の集合体と調和する時期があります。

年によっても、月によっても違い、変わっていきます。
タイミングを知りたい時は、声をかけてくださいネ。

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