一陽来復。2026年を豊かに過ごせるための過ごし方があります。
易経にみる冬至
大地の下に雷がわずかに動き出す―
地の奥深くで眠っていた力が、もう一度息を吹き返す瞬間です。
「復」とは、“戻る”“立ち上がる”“再び進む”という意味です。
見えないところで新しい命が芽生え、
これからの一年の流れが少しずつ形を取り始める時期です。
冬至は、2026年の音に耳を澄ましていきたいですね。
いまの過ごし方が、来年の基調(ベース)をつくっていきます。
「備え」は静けさの中から生まれる
2026年を良い年にしたいなら、
“光が戻る時期”に心と体を整えておきたいです。
忙しい年末の流れの中で、
立ち止まり、自分の声を聞く時間を持ちましょう。
「今年やりきったこと」「まだ残っている思い」
そして、「これからどうなりたいか」。
小さな内省が、
2026年を穏やかで力強く過ごすための種になります。
備えるとは、がむしゃらに何かを始めることではなく、
“これからに備える静けにあります”。
冬至は、そのための最高のタイミングです。
わたしたち占い師は冬至を大切にしている
― 光が戻る日、運の流れも動き出す ―
占いの世界では、冬至(とうじ)を一年の大切な節目と考えます。
なぜなら、冬至は太陽の力がいちばん弱まり、
そこから再び光が戻りはじめます―
「陰が極まり、陽が生まれる」瞬間です。
悪い流れが続いたあとに、良い兆しが戻る。
止まっていたものが、もう一度動き出す。
冬至は、“運が生まれ変わる日”なのです。
占い師がこの日を大切にするのは、
運の流れを読む上で「自然の変化」と「人の気」が深くつながっているからなのです。
太陽が少しずつ力を取り戻すように、
人の心にも、希望の光が戻ってくる時期です。
冬至をどう過ごすかで、
来年の流れの“方向”が決まると言ってもいいほど。
あわただしい日々の中で立ち止まり、
静かに自分の内側に光を通す―
それが、占い師たちが冬至を“開運の原点”として重んじてきた理由です。
冬至は終わりではなく、はじまり。
新しい運の芽が、見えないところで育ち始める日です。
太陽の光に合わせて、自分の心にも明るさを取り戻しましょう。
それが、来年を良くする第一歩です。
開催日時
11月9日(日)午後1:30~3:00
参加費:3,300円
ご予約をいただきましたら、開催場所のご案内をいたします。
これまでの参加者の感想



コメントを残す